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えっ!不妊の原因の50%は男性にあった!?男性不妊症の原因と対策

   

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今回は、今後妊娠を考えている女性や男性の方、妊活に取り組んでいる夫婦の方にぜひ読んで頂きたい記事です。

最近では、芸能人の妊活が話題になったり、晩婚化が進み不妊治療を受ける夫婦が年々増加傾向。
日本人夫婦の6組に1組が不妊治療や検査を受けていると言われるほど、不妊治療が身近になっています。

参考サイト:厚生労働省の不妊治療をめぐる現状報告

もし、あなたが、「不妊の原因は女性にあり、男性には関係ないよ!」と考えているのであれば、その考え方は大きな誤解。
実は、不妊症とされる夫婦のうち50%が男性側に問題があると言われています。

このことは、内閣府「共同参画」の2月号で調査データが発表されています。

不妊症の原因は、男性側が24%、女性側が41%、両方にある場合が24%、原因不明が11%と言われています。原因に応じて、排卵日を診断して性交のタイミングを合わせるタイミング法、手術や投薬、生殖補助医療などの治療が行われますが、必ずしも全ての方で妊娠が成立するわけではありません。

引用元:内閣府「共同参画」2月号

実際に、私の周りにも旦那さんが原因で不妊治療しているカップルがいます。
多忙な仕事による不規則な生活習慣、妊娠を希望する妻のプレッシャで過剰なストレスがかかり、精子の濃度が著しく低い乏精子症になってしまい二人目から男性不妊で治療をしている方、旦那さんのEDに悩みながらの妊活に取り組んでいるカップルもいます。

とくに、精子はストレスやホルモン、加齢の影響受けやすいく、1年前は元気だった精子も運動率の低下や数の減少、奇形率の上昇と状況が常に変化します。

そして、実は精子は年齢と共に老化します。

精子の老化とは、加齢とともに精子数や運動率が低下することです。
また、精子の老化は受精率や妊娠率を下げることもわかってきています。

参考サイト:妊活カップルのためのオトコ学

ですので、医療が進歩しているとはいえ、年をとるほど自然妊娠をすることが難しくなります。
なかなか妊娠できない、不妊かも?と思ったら、早めに病院で専門医の診察を受けるようにしましょう。

不妊治療を始めるさいに何よりも大切なことは、夫婦そろっての検査をすることです。
そこで今回は、「男性不妊症」のお話を中心に、不妊で慌てないための知識をお教えします。

しっかりメモメモしてくださいね。

不妊症は夫婦の力

まずは、一般的な男性不妊症の検査を知っておきましょう。
検査を知ることで、不妊治療への敷居が下がります。

敷居が高いイメージのある不妊治療ですが、「どういった検査を受けるのか?」を前もって知識として知っておくと抵抗なく受診しやすくなります。

まず、不妊治療は、検査・診察を受けたあとに、検査結果をもとに今後の治療方針が決まります。

では、具体的に男性の場合の不妊症の検査を紹介していきますね。

男性の不妊症検査

検査項目 検査内容
精液検査 精液を採取し、精液の量、精子の数、運動性、形状を調べる。
精巣検査 精液検査で異常が見られた場合、触診で精巣の状態(大きさ、しこりの有無)を調べる。
ヒューナーテスト 排卵時期に性交し、その2・3時間後の子宮頸管内の精子の数や運動性を観察する。
このテストで抗精子抗体の有無を調べることができます。
その他 必要に応じて、染色体異常やホルモンの検査、性感染症を調べる検査などを行う。

まずは、精液検査を行い、精子の状態を検査します。
男性の不妊検査は、異常がなければ精液検査だけになりますので、不妊?と思ったらすぐに病院で検査を受けることをおすすめします。

参考までにWHO(世界保健機関)による精液検査の標準値を明記しておきます。
以下の精液検査の基準値は最低限のレベル(これ以上はないと妊娠がむずかしい)を示したものです。
精液検査の基準値

引用元:精液検査 | 男性不妊検査について | 恵比寿つじクリニック

男性不妊の原因は、先天性と後天性の2つがある!

男性不妊には、先天性と後天性の原因があります。

先天性の男性不妊の原因

先天性の男性不妊の原因は、様々な遺伝的要因や、発育段階で受けた影響等により、性機能不全になるものです。
性機能不全とは、精巣トラブルや、精巣を刺激するホルモンを分泌する脳下垂体の損傷によって起こる、性交時の様々な障害のことです。

後天性の男性不妊の原因

後天性の原因としては、長期におよぶストレス、病気、肥満、喫煙、アルコールや、精巣の損傷もしくは機能障害、射精(ED)に関するものなど様々な原因が考えられます。

下記で原因と詳しい症状を紹介していきます。
心当たりのある方は注意ですよぉ!

原因 具体的な症状
疲労、ストレス 疲労やストレスは、男性ホルモンの「テストステロン」の分泌量の低下させ、性欲の減退、精子の量・運動率の低下を招きます。
おたふく風邪 成人男性がおたふく風邪にかかると約30%の確率で睾丸炎(精巣炎)を併発します。
これは睾丸が炎症を起こし、痛みと腫れで発熱するものです。
この場合でも精子は作られていますが、ごくまれに左右両方の睾丸が大きな損傷を負うと無精子症の原因となることがあります。
肥満 BMI(体格指数)が高いほど正常な精子数や運動率が低下する実験結果があります。
また、精子を成熟させ、運動能力に働きに関わる酵素(NAG)の値が低いことも確認されています。
喫煙 タバコは臓器や精巣を酸欠にさせ、体にストレスを与えます。
そして、精子の質や運動率を低下させ、奇形率が上がってしまいます。
アルコール 精巣内にアルコールを分解する酵素があり、アルコールを分解する際に出来るアセトアルデヒドという毒性の高い物質が精巣内で増えてしまい、造精機能(精巣で精子をつくる機能)を低下させます。
さらに精子をつくるのに重要な亜鉛の吸収を妨げ、生殖能力も低下します。
またEDの一因にもなります。過度なアルコール摂取は控えましょう。

不妊症の原因を知ることで、予防、悪化防止につなげることができるので、覚えておいてくださいね。

男性不妊の種類を知ることで、不妊の症状を自覚しましょう!

男性の不妊症の90%が「造精機能障害」と言われています。
「造精機能障害」は、精巣で精子を造る能力自体が低い、もしくは、全く無い症状のことです。

「造精機能障害」は原因が不明なものも多く、50~60%は原因が不明な「特発性造精機能障害」と分類されています。

その他、精巣(睾丸)では、精子は造られていますが、勃起障害や射精障害のために性交渉が出来ない「性機能障害」があります。

具体的に主な男性不妊の症状をまとめておきます。

不妊症の原因 具体的症状
無精子症 精液中に精子が存在しない。
精巣や精巣上体に精子が存在していれば、精巣から精子を見つけ出し、顕微授精などで受精・妊娠することが可能です。
欠精子症(精子欠乏症) 精液の中の精子数が少ないという症状。
精子の数が基準を少し下回る程度であれば、タイミング法などを行います。
さらに精子の数が少ない場合、人工授精、体外受精、顕微授精を行います。
精子無力症 精子の数は正常にあるけれど、製造された精子の運動率が悪い症状。
その精子の状態により人工授精や顕微授精などを行ないます。
奇形精子症 正常とされる精子が15%以上あれば自然妊娠も期待できますが、正常形態精子が 4%未満の場合は、形態に問題のないものを選び体外受精をします。
無精液症 精液が造られない状態、もしくは精液が射出されない状態。薬物療法か人工授精、体外受精をします。
精索静脈瘤 睾丸(精巣)周辺の血液障害で腫れ(瘤)が発生し、これにより睾丸の温度は上昇し、精子の状態に悪影響を与えるもの。
漢方薬などによる薬物療法から外科的手術などの方法があり、治療により改善するケースが多いです。
閉塞性無精子症 精管の一部がつまる等癒着しているため、精子はつくられているが、精巣から体外へ運ばれない状態。
閉塞部分を手術するか、精巣から直接抽出し、顕微授精などを行います。
膿精液症 前立腺や精嚢等の炎症が原因で、精液中に白血球が増え、精子の運動率を低下させてる状態。
精子無力症を合併する場合もあります。
抗生物質を服用し、感染症の原因を取り除きます。
逆行性射精 逆行性射精とは、精液が陰茎から放出されず、逆方向の膀胱に流れこんでしまう状態をいいます。
糖尿病、脊髄の損傷、特定の薬、前立腺の手術などが原因で起こります。
薬物治療か人工授精を行います。
勃起不全(ED) 性交時に十分な勃起が得られない、あるいは十分な勃起が維持できない、満足な性交が行えない状態。
薬物、漢方を用いるか人工授精、体外受精を行います。

不妊症の具体的な症状を覚えておくことで、ご自身、もしくはパートナーが不妊症の疑いがあるかどうかの判断がすぐにでき、不妊症の治療も早く開始することができます。

不妊の治療法を知ろう。
主な不妊症の治療方法は5つあります。

不妊治療は症状によってアプローチ方法が異なってきます。
ですので、最善の方法をパートナー、担当医師と相談して進めてください。

また、不妊症の治療法の中には自分で喫煙、運動、生活習慣の改善といったように自分で実践することで改善と予防につなげることもできる方法もあるので、しっかり覚えて置いてくださいね。

タイミング法

タイミング法は、不妊治療の一番最初の治療法で、一番自然妊娠に近い不妊治療法。
過去の月経周期や基礎体温から医師が排卵日を正確に予測して夜の夫婦生活を持つタイミングをはかる方法です。
薬も使わないので身体への負担が少なく、心理的抵抗が少ないというメリットがあります。

また、健康保険も適用される段階なので、費用的な負担も少なくすみます。

薬物療法

排卵障害の場合は、排卵誘発剤を用いた治療を行います。
男性不妊の場合は男性ホルモン投与による男性機能改善など、それぞれの目的に合う薬物が選択されます。

主に、ホルモンバランスの乱れが造精機能に影響を及ぼすと考えられるため、造精機能回復には、ホルモン剤による薬物療法を行う場合があります。
しかし、ホルモン剤の服用で造精機能が一時的には回復することはありますが、根本的な造精機能改善にはならないと言われています。

また、長期間続けるとかえって造精機能を低下させてしまう副作用があるため、生殖補助医療として人工授精、体外受精、顕微授精等がよく行われます。

手術療法

不妊治療の場合は、高度生殖医療に関わるものは手術療法に分類されます。
手術療法には、人工授精、体外受精、顕微授精、精巣精子回収術などがあり、手術と言っても一瞬で終わってしま療法も多くあります。

具体的に、手術療法を紹介していきますね。

人工授精

排卵の時期に、採取した精液から元気な精子を集めて、精子を子宮内に直接注入し、卵子と精子が出会う確率を高める治療法。
精子は自力で卵管内へ移動し、排卵後に卵管内に取り込まれた卵子と自然に出会います。
精子を注入する方法が「人工的」なだけで、精子は自力で卵管に辿り着き、受精する過程は自然に妊娠と変わりません。

体外受精

卵巣から卵子を針で吸い取り、培養器内で精子と受精させたあとに、受精卵または分割成長した胚をふたたび子宮に戻す(胚移植する)方法。

顕微授精(ICSI)

精子を採取した卵子の中に細いガラス管を用いて直接注入して受精させたあとに、その受精卵または分割成長した胚をふたたび子宮に戻す(胚移植する)方法。

精巣精子回収術(TESE)

無精子症や重度射精障害などの男性精巣から直接精子を回収する手術方法。

その他にも、女性の場合は、卵管障害や子宮内膜症などの場合には顕微鏡を使って卵管のつまりを治す手術(マイクロサージェリー)や、腹腔鏡を使って卵管のまわりの癒着を取る手術などがあります。。

自分で出来る不妊症対策

病院で受ける治療だけが不妊治療とは限りません、自分でできる不妊症対策ももちろんあります。
心当たりのある方は意識して改善するようにしてくださいね。

規則正しい生活とバランスのとれた食生活を心がける

しっかり睡眠をとり、ストレスをためないように過ごしましよう。
また、バランスのとれた食事で妊活に必要な栄養素を摂るようにしましょう。

規則正い生活習慣と食生活は不妊症の治療だけでなく、健康な体作りにも役立ちますからね!

アルコールを控える

アルコールの飲みすぎは精子の産生を低下させます。
適度なアルコールはリラックスに効果がありますが、過度なアルコール摂取は控えましょう。

また、アルコールの摂取しすぎは、肝機能障害のリスクもあるので危険!

禁煙

喫煙は卵子の老化、精子の減少・奇形率の増加を促します。

卵子の老化というのを一言で表すと、「卵子が本来あるべき状態まで完成し、排卵される確率が低くなる」ということ。
年齢が高くなればなるほど、未成熟のまま終わる卵子の割合が増え、卵巣中の卵子の数が少なくなります。また、排卵された卵子が染色体異常を抱えている可能性も高くなります。

健康維持のためにも喫煙はひかえてくださいね。

締め付ける下着を履かない

精子は熱に弱いため、熱のこもらない風通しの良い下着を着用しましょう。
精巣は、体温より2~3℃低い温度が最適とされています。

適度な運動

肥満は血行が悪くなり、造精機能が低下、糖尿病にもなりやすくなります。
また、精力低下やEDの危険性もあり。
女性が不妊治療をする上でも運動は子宮力につながります。
夫婦でウォーキングをするなど、一緒に楽しみながら運動出来るといいですね。

漢方や亜鉛などのサプリメントの摂取

亜鉛は精子のもとになります。
ED対策に効く漢方、良質な精子を作る漢方もあります。
漢方薬局では不妊の相談を受けています。

鍼灸

不妊の原因に効くツボを刺激し、体調を整え、より妊娠しやすい体つくりをサポート。
不妊専門の鍼灸所もあり、不妊に関する悩み相談にものってくれます。

最後に。不妊治療は夫婦二人で助け合う!

いかがでしたか。
今回の記事で、不妊症の原因が女性だけでなく、男性にもあり、夫婦二人の問題だということがわかって頂けたと思います。

不妊は子供を望む夫婦にとって非常に悩ましい問題。
また、不妊の原因が夫婦どちらにあるにしろ非常にショックを受けます。
中には原因が分かるのが怖いと思う人も多いようです。

でも、原因がわかるからこそ新たな一歩が踏み出せるのです。
また、同時に、不妊治療は簡単なものではなく、金銭的にも精神的にも想像以上に大変なもの。
不妊が原因で離婚に発展するケースもあるそうです。

今ある自分達の生活を一番に考え、夫婦でリラックス出来る時間や環境を作りつつ、無理のないように取り組んでくださいね。

 - 不妊症, 妊活 , , ,

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