こんにちは!
ブログ管理人のようママです。
今回は無駄な出費を抑えるための「ベビーカーの選び方」に関するお話です。
「えっ!せっかくベビーカーを購入したのに、生後1年くらいまでしか使えないの?」
ベビーカーに関する知識を何も持たずにネットや店舗でおすすめされている人気のベビーカーを購入してしまうと実際にベビーカーを使いたい時期に使えない可能性があります。
また、せっかくベビーカーを購入したけど、自分の生活環境と合ってないなどの理由で買い替える必要が・・・。
なぜ、そのようなことが起きてしまうのでしょうか?
それは「正しいベビーカーの選び方」を知らないからです。
実はベビーカーを選ぶさいには、ご自身の「生活環境」「使う用途」にマッチしたベビーカーを購入する必要があります。
もし、車を所持していなく、普段は電車移動が多いのにもかかわらず、「人気でかっこよかったから」と折りたたむことが不便で大きめの重いベビーカーを購入してしまったら、電車に乗るさいに不便に感じてしまうでしょう。
ですので、「正しいベビーカーの選び方」を知っておくことが大事になります。
前回、「出産準備にかかる費用を大幅に節約できる!本当に必要な出産準備品リスト」という記事で、「本当に必要な出産準備品リスト」について紹介しましたが、今回はその中でも選び方を失敗してしまうと無駄な出費を増やしてしまう「ベビーカーの選び方」について紹介していきます。

今回はSTEP形式で紹介していきます。
STEP1
ベビーカーのタイプ・種類を知ること
まずは、購入する前の予備知識として、ベビーカーの種類を理解しておきましょう。
種類によって使える時期、メリットやデメリット、特性などが異なります。
ベビーカーは大きく分けてA型とB型の2種類に分類できます。
これは日本の「一般財団法人製品安全協会」の「SGマーク基準」が設けた日本独自の規格です。
SGマークについて
SGマークは、(安全な製品)の略号で、財団法人製品安全協会が、構造・材質・使い方などから、生命又は身体に対して危害を与えるおそれのある製品について、安全な製品として必要なことなどを決めた認定基準を定め、この基準に適合していると認められた製品にのみ表示されるマークです。
なお、SGマークの貼付された製品は、万が一の製品の欠陥に備えて人身事故に対する対人賠償責任保険が付いています。
そのほかにも、バギータイプ、マルチタイプ、3輪タイプ、二人乗りベビーカーなどの種類があるので知っておきましょう。
最大の特徴は安定感!生後1ヶ月から使用できるA型(両対面式)ベビーカー
基本的に対象年齢は生後1ヶ月~2歳ぐらいまでの期間です。
値段ではなく安定感を重視したい方におすすめ。
メリット | デメリット |
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電車、バスなどの公共機関の移動に不向きで、通路の狭い路地や店内は通りにくい。 |
※AB型ベビーカーについて
生後1ヶ月から利用できるリクライニング機能があり、B型ベビーカーのように軽量・コンパクトなベビーカーの総称でしたが、現在ではA型ベビーカーの 性能・品質が向上し、AB型はA型に吸収されています。
AB型をA型とご判断してください。
軽くてコンパクト!B型(背面式)ベビーカー
生後7ヶ月前後のおすわりができる時期から~3歳ぐらいまで使用可能。
頻繁にお出かけをする人は、軽くて手軽に使えるB型がおすすめ。
メリット | デメリット |
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セカンドカーに欲しい!バギータイプ
支えなしに自分でひとり座りできる乳幼児(生後7カ月以降)を対象としたベビーカー。
2歳半~3歳にかけての時期はベビーカーに乗りたがらなくなりはじめます。
でも、長時間外出していると疲れて眠ってしまいます。
そんな寝た場合に備えて持ち歩いておきたいのがバギータイプ。
メリット | デメリット |
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1台でチャイルドシートやキャリーにも!マルチタイプ(多機能)
1台でチャイルドシートやキャリーの役割りもこなせる多機能ベビーカー。
参照元:EX COMBI マルチ5ウェイ | コンビ株式会社
メリット | デメリット |
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赤ちゃんの乗心地を重視したオシャレな3輪ベビーカー
安定感とデザインを重視したい人におすすめ。
メリット | デメリット |
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「年が近い、双子の赤ちゃん」には二人乗りベビーカー
生後1ヶ月から3、4歳頃まで使用可能です。
年が近い兄弟や双子がいるなら必須アイテム。
二人乗り用のベビーカーには「横型」「縦型」「二段型」の3種類あるのでそれぞれのメリットとデメリットを紹介していきます。
横型
メリット | デメリット |
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縦型
メリット | デメリット |
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二段型
メリット | デメリット |
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STEP2
生活環境をチェックし、マッチしたベビーカーを選ぶこと
続いては、生活環境をチェックして、「STEP1」で紹介したベビーカーの種類と照らし合わせ、ベビーカーに求める優先度を決めてください。
例えば、マンションにエレベーターがついていないのに「持ち運びに不便な重いベビーカー」を選択してしまうと不便ですよね?
その他にも、普段電車で移動することが多いのに改札が通れない幅、重く、折りたたむのが不便なベビーカーを買う、タイヤが小さく砂利道が通りにくいベビーカーを買うなど、生活環境を考慮しないで購入してしまうと不便に感じるだけでなく、あとあと買い替えるリスクもでてきます。
生活環境のチェックポイントの例を紹介します。
住宅 |
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交通手段 |
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住居環境 |
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外出頻度 |
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STEP3
A型ベビーカーが必要かどうかを検討する
先程も紹介しましたが、A型はお座りができない期間(生後7ヶ月ぐらいまで)に使うタイプのベビーカーです。
STEP2の「生活環境をチェックする」で洗いだした生活環境を考慮して考えてください。
参考までに私の家庭のお話をさせてください。
結論からいってしまうと、A型を購入せず、B型を選びました。
そして3歳前後の時にバギータイプのベビーカーを購入しました。
理由として、車をもっていなかったので、移動は基本的に電車、バスなどの公共機関の乗り物を利用していました。
そこで、私が重要視した点は、「軽くて、簡単に折りたたむことができる」持ち運びに便利なタイプ。
そういった理由から「頑丈だけど、重くて大きい」A型は購入しませんでした。
その代わり生後7ヶ月目までは「抱っこ紐」で頑張って外出していました。
最近では簡単に折り畳める軽いAB型兼用の軽いベビーカーも数多く販売されています。
また、A型のベビーカーは「大きく場所をとる」「寝かせて使える期間が短い」といった理由を考慮してレンタルや中古を検討される方もいます。
参考までにベビーカーレンタル | ダスキンレントオール かしてネッと
STEP4
人気ブランドを知る!
STEP1~STEP3までの間に欲しいベビーカーのイメージができあがったら、次のステップとして、ベビーカーのメーカーを知ることです。
最近では海外ブランドも人気があり、選択肢が広がってきています。
ブランド名 | 備考 |
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Combi(コンビ) | 国内ブランド。 ベビー用品の販売を中心としたメーカー。 日本国内での知名度も高く、種類やタイプも豊富で生活環境に合わせて選べます。 「軽く、小回りがきき、持ち運びに便利」。 しかし、デメリットとして、タイヤが小さいので、走行性能が悪い点です。 |
アプリカ(Aprica) | 国内ブランド。 日本国内のベビーカーで最も人気のメーカー。 日本人に人気のある「軽く、小回りがきき、持ち運びに便利」だけでなく、走行性にも優れている。 |
GRACO(グレコ) | 海外ブランド。 アメリカで最も人気のあるベビーカーメーカー。 日本のアップリカとのつながりも深く、日本人向けに改良されている。 デザイン性と機能性の両面にすぐれたブランド。 |
マクラーレン(Maclaren) | 海外ブランド。 イギリスで最も人気のあるベビーカーメーカー。 F1で有名な会社です。 日本ではスタイリッシュなデザインが話題をよび、人気に。 安定した走行性を求めている方におすすめです。 |
その他にも、ピジョン、リッチェル、ストッケ、イオン、カトージ、レカロといった人気ブランドもあります。
最後に。他人を思いやる気持ちが大事
暮らしている周辺環境や普段の移動手段など、生活環境を考慮してベビーカーを選ぶことにより、無駄な出費を抑え、節約できることがわかってもらえたと思います。
また、生活環境に合ったベビーカーを選ぶことは節約につながるだけでなく、他人に迷惑かけるリスクも軽減できます。
最近では、「電車でのベビーカーのマナー」などに関するお話が話題になっていましたが、他人を思いやる気持ちがあれば、問題になるような話題ではないはずです。
つまり、ベビーカーを購入するときに、他人のことを思いやる気持ちがあれば、他人に迷惑をかけることも減ります。
ただ、人気だから、デザインが良かったらからという理由で購入するのはやめましょう。
カトージは、デザイン性、利便性に優れたベビーカーを数多く取り揃えている人気の通販サイトです。
他にも出産準備に必要なベビーベットなどのベビー用品やおしゃれなキッズ家具を豊富に取り揃えているので、赤ちゃん用品選びの参考になりますよ。