こんにちは!
ブログ管理人のようママです。
今回は、身構えているお母さん、お父さん必見のトイレトレーニングを成功させる方法についてのお話です。
そろそろトイレトレーニングを始める予定だけど、何から手を付けていったらいいか分からず、不安になっている方はいませんか?
もしくは、既にトイレトレーニングを開始してるけど、失敗ばかり・・・
育児の中でも、トイレトレーニングはママたちの気が重くなるひとつ。
私自身も、子供が2歳頃になると、「幼稚園入園までに完了しなくてはならない」「トイレトレーニングは夏が最適」といった少ない情報だけで、上手くいくか分からないず、憂うつでした。
しかし実は、トイレトレーニングの進め方には上手くいく時期があり、子供の体の準備が整えば自然とおむつがとれるので、安心してください。
なので、子供の状態に合わせて、親が根気よくサポートしてあげることが成功させるポイント。
では、トイレトレーニングが上手くいく進め方のポイントをステップ形式で紹介しますねぇ。

ステップ1
プレ準備をして本番に備える
1歳代から始めておきたいこと。
トイレトレーニングの開始は2歳代から3歳代になりますが、予めプレ準備をやっておくとトイレトレーニングの本番がよりスムーズに進みます。
なので、育児に余裕があったら1歳代からプレ準備をしておくことがおススメ!
おむつ替えをする場所を決める
家の同じ場所でいつもおむつ替えをすることで、「ここに来るとママがオムツを替えてくれる」と子供が分かるようになります。
そして、排泄は「決まった場所でする」と言う習慣が身に付きやすくなります。
トイレの近くなどでおむつ替えをするのが良いかもしれません。
トイレはおしっこをする場所だと伝える
親のトイレに付いてきたときは、中の様子や用を足すところを見せてあげること。
このほか、トイレがテーマのテレビや絵本も利用してトイレでおしっこをすることを伝えてきましょう。
プレ準備は毎日しなくても良いですし、子供が興味を持たない時に無理強いする必要はありません。
遊びや生活に少しずつ取り入れて、楽しくやっておけば、本格的にトイレトレーニングを始めた時に便利です。
ステップ2
トイレトレーニングはいつから?スタート時期の目安と5つの条件
おむつ外れる目安は、2歳代後半から3歳代
個人差もありますが、排尿機能が整う2歳代後半から3歳代におむつが外れる子がほとんど。
その頃になると、「膀胱も大きくなり、おしっこをためられるようになる」「夜間はおしっこを作らない抗利尿ホルモンが作用し始める」など、排尿機能をはじめとする「体の発達」がみられるようになります。
その他、「尿意を覚え、おしっこを我慢できる」などの「脳の発達」、「理解力」「コミュニケーション能力が備わる」などの「心の発達」と、トイレトレーニング準備が整ってきます。
次にトイレトレーニングに必要な子供の成長ポイントを具体的にチェックしましょう!
成長の条件をチェック!
排尿機能などの体の発達や、コミュニケーション能力をはじめとする心の発達が備わっていれば、トイレトレーニングに踏み出せます。
以下の条件が整ったら、本格的にトイレに誘いましょう!
1人で歩ける
親と一緒にトイレに行き、便座に座る姿勢を無理なくキープできる体全体の発達の目安。
尿意を感じる機能も育ってきます。
おしっこの間隔が2〜3時間あくことがある
子供の排尿機能の発達の目安。
おしっこの間隔は一定でないことが多いですが、昼間のおしっこの間隔が2時間以上あいて、夜間はおしっこを一度もせずに朝おむつがぬれていないことが増えてきたら、トレーニングの始めどき。
逆におしっこをためる機能が未発達だと、失敗しやすくなります。
自分の気持ちを伝えられる
おしっこが出そう(出た)を言葉やしぐさで伝えられることでトレーニングをスムーズにはじめることができます。
トイレに興味を持つようになった
トイレが排泄の場であるというルールを理解できる、心の発達がみられるか。
大人がトイレに行くところを見せてあげるなどして、おしっこはトイレでするということを理解していると、トイレにも誘いやすくなります。
以上の条件がすべて当てはまっていれば、発達の準備はOK。
まだの条件があったら…
- トイレに関する絵本などを用意する。
- トイレに興味を持たせるような声かけをする。
- トイレを明るく楽しい雰囲気にする。
など、トイレの環境を見直したり、グッズをそろえるなど、出来ることからゆっくり準備しましょう。
ステップ3
トイレトレーニングを成功させる実践方法
心身の発達条件が満たされたら、いよいよ実践。
子供の意欲、興味、季節などを見ながら、トレーニングを開始しましょう。
楽しくできるよう誘いかけをしながら、お子さまのペースに合わせてゆっくりすすめるのが進め方のポイント。
おすすめの季節は?
春から夏にかけてがベスト!
中でも夏が多く、その理由も
- 洗濯物がすぐ乾く
- トレーニングパンツのみ、パンツなしで過ごしても快適な気温
- パンツが濡れても寒くない
- 薄着でいられるから、トイレでパンツが脱ぎやすい
- 汗をかきやすいので、おしっこの回数も減る
以上の理由から、夏が気軽にできる時期のようです。
トイレトレーニングのポイント
始めたら、毎日同じような時間帯、ペースで誘い続けることが大切。
子供がおしっこしたい!と言えるようになるまで、自分でトイレに行くようになるまで、気長に誘い続けましょう。
次にトイトレをする上での重要ポイントです。
家で過ごす間はトレーニングパンツにする
最初はトレーニングパンツでお漏らししてもオッケー。
濡れると気持ち悪いという感覚を覚えると、トイレに誘いやすくなります。
また、夏場のトレーニングだと、お漏らしをしてもすぐに洗濯が出来る、風邪を引かないなど、気楽に取り組めるのでおすすめ。
トイレを子供がに行きやすい場所にする
マットを明るい色にしたり、好きなキャラクターのポスターやグッズがあると、トイレに興味がわきます。
トイレでおしっこができたらシールを貼っていく「応援シート」などを壁に貼ると子供のやる気がUP。
ただし、飾りすぎるのは逆効果。遊ぶ場所だと勘違いしたりおしっこに集中できなくなってしまいます。
生活の節目で誘う
朝起きたとき、食事のあと、出かける前、寝る前といった生活の節目でトイレに誘うと子供も納得してトイレに行けます。
声を掛けるタイミングを習慣化してしまえば、ママも誘い忘れにくくなります。
おしっこの間隔で誘う
どれぐらいの間隔でおしっこをしているか、数日オムツを1時間おき位にチェックしてみましょう。
おしっこをしている時、出そうな時のサインも観察。
間隔やを仕草を目安にしながら、おむつ替えをするタイミングでトイレに誘うのがポイントです。
子供が嫌がったら
誘ってもトイレに行くのを嫌がる、トイレに座るのを嫌がるなどの様子が見られたら、しばらくお休みして、落ち着いてから再開した方が良い場合も。
叱ることはせず、子供の気持ちを見ながら、上手に進めていくことが大切。
あせらず無理せず続けていきましょう。
うんちのトイレトレーニングが進まなくても無理強いは禁物
おしっこはトイレでできるようになったけど、うんちはまだ・・・
うんちの回数や出しやすさは、個人差が大きいので、うんちとおしっこのトレーニングは、別物です。
特に排便はデリケートなので、無理強いは禁物。
うんちが出そうなときに声をかけてみて、嫌がらなければトイレに誘うことがポイントです。
また、足がつかないと踏ん張れない子もいるので、様子を見て踏み台を用意するなど、その子に合ったリラックスできる姿勢をみつけてあげましょう。
外出先では、無理せずオムツやパッドを使う
おうちのトイレでは出来るようになっても、慣れないトイレや和式トイレもあります。
なので、外出先では無理せずオムツやパッドを使用しながら、誘えるときに誘いましょう。
おねしょをする時
昼間はOKでも、おねしょをしてしまうこともしばしば。
個人差はありますが、5~6歳になってもおねしょをしてしまうこともあります。
例えば、夏はしなかったのに、冬になるとしちゃうなんてこともあります。
おねしょをしなくなるには、成長とともに膀胱が大きくなり、おしっこがためられるようになること、夜間に抗利尿ホルモンが多く分泌されることが不可欠。
参考サイト:花王 メリーズ おねしょ対策 おねしょの基礎知識
寝る前にトイレに行かせるのを忘れたと思って、夜中に起こすのはNG。
逆に睡眠リズムを崩し、抗利尿ホルモンの分泌を妨げてしまいます。
おねしょが気になる家庭では、防水シーツやおねしょパッドなどを利用してぐっすり眠ることを優先しましょう。
「日中、トイレでのおしっこの成功率が上がる」、「トイレに一人で行って用を足す」、トイレに行きたいと伝えられるようになったらトイレトレーニング卒業です。
トイレトレーニングの役立ちグッズ
- 踏み台
- 便座に1人で座れるように、上り下りに使います。
また排便の際、足がついた方が力みやすい時に便利です。 - 補助便座
- 通常の便座だとまたぎにくい、大きすぎてお尻が便座にはまってしまう心配も。
補助便座ではこうした心配もなく、ハンドルがついているので姿勢が安定し、力みやすいことが特徴です。 - おまる
- トイレに行くことを嫌がる、まずは部屋で排泄を練習させたい時に使用します。
しかし、トイレで使う補助便座と違い、おまるは後始末が大変。また、おまるからトイレへの移行も練習しないといけないため二度手間も。
- トレーニングパンツ
- おもらしをしたときに、濡れた感じが分かるパンツです。
何層にも重なり、吸収力が良いので、普通のパンツよりも外におしっこが漏れにくくなっています。 - トレーニングパッド、おねしょパッド
- トレーニングパンツに貼るおしっこ吸収パッド。
濡れた感じを実感しつつ、パンツやズボン、床や布団を濡らさないように出来ます。おねしょ専用パッドになると、吸収量が増えて安心できます。
- トイレトレーニング応援シール台紙
- おしっこがトイレで出来たら一枚シールを貼っていく。
シールがゴールまで行ったらごほうびがもらえる!など家庭でルールを作ってトレーニングに取り組めるので人気。
また、子供はシールが大好きなので、成果が目に見えるシール台紙を用意するとやる気がUPし、トイレトレーニングが進みます。
最後に。トイレトレーニングはあせらず、無理せず、根気よく、その子に合った進め方でおこなう
いかがでしたか。
実際にトレーニングを始めると、順調に進むこともあれば、思うように進まない時もあり、一進一退の場合もあります。
でも、そんな時は、決して子供叱らず、「いつかは出来るようになる。」子供の体の準備が整えば、自然とおむつは外れるものだと思いながら、あせらず、無理せず、根気よく、その子に合った進め方で続けていきましょう。